カツシン!!VAPE(電子タバコ)初心者

VAPE(電子タバコ)とネットのお話。

Kayfun mini V3(SvoёMesto)のレビューと重めのドローやビルド方法

VAPE初心者の私。

少しずつ機器やリキッドを買いあさりつつ、アトマイザーをどうするか悩んでいました。

  • RDA(ドリッパー)はリキッドの都度追加を考えると個人的には辛い!
  • RDAの漏れも怖い。
  • RDTAはあまりピンとこなかった……。

という訳でRTAを探してみることに。

 

探すうちに出会ったブログがこちら

KAYFUN MINI V3 使用感というか使い方のコツ|RCドリフト そしてVAPE 加齢なる追走の日々

一部引用させていただくと…。

なぜか私の知り合い達は、激しく興味を示し、吸ってみて、私からレクチャーを受け、何をどこで買うべきか、まで導いてやると、いとも簡単に、こっちが焦るほどに、その場でスマホで数万円の商品を躊躇なく購入します。

実は日本の景気は良くなってるのか?!

とも思いますが、女性にもウケが良いビクセンズキスや霧流れをnectarやkayfunで吸えば、何に金を使っていいかわからなくなってる連中には、すっごい刺激なんでしょうね。

※赤字化:筆者

Kayfun mini V3の魅力が熱く語られています。

過去VAPEにかかわらず様々なレビューを見てきましたが、ここまで惹かれるレビューは人生初かも!!(霧流れは口に合わなかったですがwww)

 

RCドリフトさんのせい(おかげ)でうっかり手を出してしまったKayfun Mini V3ですが、到着したその日からメインタンクになっています。

Kayfun mini V3(SvoёMesto)のスペック

  • 直径:19mm
  • 全長:58mm(ドリップチップ抜きでの長さ、付属DTを付けると約65mm)

アトマイザーサイズは22mmが主流で、24~25mmの大きめなアトマイザーも多数出てきている最近の傾向からすると細身の長身です。

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iStickPicoだと若干バランスが悪いようにも……。

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(左からKayfun mini V3、MELOⅢ Mini 、SERPENT MINI)

短い(小さい)アトマイザーを好む方が多いように感じます。時代に逆行している選択かもしれませんが、まずはその特徴から。

 

<その他の特長>

  • タンク容量:2ml
  • トップリフィル
  • 無段階ジュースコントロール
  • 510接続
  • リキッド残存時もデッキにアクセス可
  • 耐熱・硬質ガラスタンク(パイレックス/硼珪酸ガラス)

 

<内容物>

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  • 本体
  • マニュアル
  • スペアのOリング、スペアビス×2、ドロー調整のビス×1

シンプルな構成です。

Kayfun mini V3分解

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簡単に分解できるパーツが6点、実際にはもう少し分解が可能です。

一番左のコンタクトピンとの接続箇所はマイナスドライバーが必用な場合もありますが、基本手でも分解できます。

ドロー(エアフロー)の調整

エアフロー調整は更に分解が必要です。

ポジティブピンはマイナスドライバーで緩めると外すことが可能です。

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ポジティブピンの高さの微調整も多少は可能です。

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ポジティブピンを外した状態から、

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更に奥に小さなマイナス山のネジがあります。細めのマイナスドライバーで…

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↑少し頭が出るくらいまでネジを緩めた図です。

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完全に外すとマイナスのイモネジが出てきます。

ドロー調整用のイモネジをある程度奥までねじ込まないことには、コンタクトピン側のネジ(画像中央の長めのネジ)がしっかりと奥まで入りません。

逆にドロー調整用ネジを完全に締め切ってしまうと、まったくもって吸うことができなくなり、機構の機密さがうかがい知れます。

 

一応リキッドが入ったままの状態でもドロー調整は可能でがドライバー必須ですので外出先で微調整、なんてことは難しいです。 

ジュースコントロールは2回転半で全開

目安はタンク内のロゴが目印になります。

タンクを時計回りに回転させるとジュースコントロールが閉まっていきます。いったん、全閉にします。

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図のようにタンク内のロゴを目印にするとジュースコントロールの開放回数を把握しやすいです。上図中の矢印の箇所あたりをつかみ、反時計回りに回転させてジュースコントロールを開いていきます。

 

個人的には1.5回転、VG70%のリキッドでも2回転でちょうどいいリキッドの供給量だと感じてます。 

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左から順に、全閉、1回転、2回転、4回転以上(全開)です。

ひじょーにわかりづらいですね…。

アップにしてみます。

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上から、全閉、1回転、2回転です。

写真の下手さっぷりがががが…。

言い訳っぽいですが、目視でジュースコントロールの開放具合を判断するのは困難です。ですので、全閉からロゴを見ながらの回転数でジュースコントロールの開放具合を把握するのが現実的だと思います。

 

このままジュースコントロールを開いていくと、デッキパーツにアクセスできます。4回転ほどでチムニーとデッキのスペースが空き始め、6回転以上でパーツ分離が可能になります。リキッドが残ったままでもデッキのにアクセスが可能でコイルの巻き直し、コットンの変更が可能です。

イガったり、供給不足を感じる場合は、ジュースコントロールでの調整よりもコットンワークを見直した方が手っ取り早い印象です。

RTAのリキッド供給の仕組み:Kayfun mini V3の場合

RTAの基本の仕組みとして、コットンの毛細管現象を使用したリキッドの供給があります。

Kayfun mini V3に関しては、コットンの毛細管現象に頼り切らないリキッドの供給がなされています。

チムニーとデッキを確認してみましょう。

雑なGIFで恐縮ですが、左がデッキ、右がチムニーです。

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チムニーを乗せた状態を把握しやすくするためにチムニーを透過にしてみました。タンクは外した状態ですが、以下のような流れでリキッド供給がなされます。

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A:チムニー先端(①)はドリップチップ側へと接続しています。

要はドローした時に空気が流れます。

B:①から吸うことで図中の赤円のエアホール(④)から空気が流入します。

C:それと同時に、②のチムニー内の陰圧が高まります。

D:②のチムニー内部の陰圧が上昇した結果、圧力の均衡を保つためにジュースコントロール(③)からリキッドが流入します。

 

吸った際の空気の流れが、タンクの内圧に差をもたらし、リキッド供給につなげられています。Kayfun V3のドローが重い理由として、このチムニー内とリキッドタンク内の圧力差を作り出すために必要不可欠な仕組みだと想像されます。

 

RTAにはいくつかの種類があると思いますが、

  1. Kayfunのようにタンク内の圧力差を利用してリキッド供給するタイプ
  2. コットンの毛細管現象を中心に活用してリキッド供給するタイプ

のざっくり2パターン存在すると思われます。

 もちろん、1か2の片方だけでリキッド供給を行っているのではなく、kayfunもデッキ下部からコイルまでのはコットンの毛細管現象を活用しています。

 

・漏れにくいRTA

 =タンク内の圧力差の調整の設計がしっかりしているもの

 =その設計に従った製造技術

に支えられているのだと思います。

反対にコットンの毛細管現象によるリキッド供給に比重が高いタンクの設計の場合、吸った回数に応じるというよりは、コットンの乾きに応じるため、タイムラグが発生しやすく、イガりが発生しやすいとも思われます。

 

SERPENT MINIなどはタンク内にコットンを少しはみ出す設計となっています。

Kayfun mini V3の重めなドロー

比較対象としてはNautilus Xの全開、

MELLO3・Cleito Tank・Atlantis EVO・SERPENT MINIのほぼ全閉に近いドローです。

以下の極小ビスでドローの調整が可能ですが、微調整はあまり期待できません。

 

全開でもそこそこ重めのドロー、ビスを締め続けると完全に吸うことが出来ないまでにエアフローが締まります。蛇口を急にキュッと締めた感じで、段階的に重くなっていく感じではないです。このエアフローを全閉にした時に空気が全く通らないのも精巧な作りの証だと思います。

このドローの重さと調整ができない部分が、Kayfun V5と比較してKayfun V3の漏れにくさ、味の良さにつながっているという人もいます。

Kayfun V5はドローの調整も5段階にできるようになっているメリットはあるようです。(V5もいずれ比較してみたいっ!)

リキッドチャージ時にジュースコントロールを閉め忘れると絶対に漏れる

リキッドを追加する際は必ずジュースコントロールを全閉にしましょう。

買ったばかりの頃、しょっちゅうリキッドチャージ時にジュースコントロールの閉め忘れをして、おもらししていました。

リキッド有りでデッキアクセス時

多少リキッドが滲む場合があります。

キッド有りの状態でデッキアクセスが可能なアトマイザーでも同様だと思うので、これは構造上しかたないと思います。

Kayfun mini V3のビルドや利用時の注意点

  1. コイルは1Ω程度が目標
  2. 低Vで運用
  3. リキッドチャージ時は必ずジュースコントロールを全閉
  4. ステンレスワイヤーの方が味が安定する(かも)
  5. ビルドに関してはV5の方が圧倒的にラクそう 

たくさんのRTAを試した訳では無いので、自信満々に語れるわけではないのですが、メインアトマイザーとして色々な条件を試しながら活用している私からのオススメの運用方法としては、1Ω程度の抵抗で11~12W(3V)くらいの低めのワッテージで運用することで、リキッドの供給と消費、そして味の乗りのバランスがいいように感じています。

 

これ以上のワッテージにしていくと、供給が追いつかずイガってしまったり、ガンクが付きやすくなるように感じてます。(メインで使っているリキッドが70%VGなことも原因かもしれません)

 

ステンレスワイヤーの方がガンクが付きにくく、味も劣化しにくいように感じています。(ちょっと気のせいのような気も否めない……)

 

ネジを締める際に、コイルがすっぽ抜けやすいです。このあたりはV5でコイルのガイドが付き、改善されているようです。

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画像引用:http://svoemesto.de/kayfun-5-rebuilding/

 

コイルの巻き方:スペースドコイルよりもマイクロコイル推奨

より美味しさを目指して、コイルに関しても色々と試しみました。

 

主に使っているのはステンレスワイヤー(SS316)の28ゲージ

今のところのベストは、2.5mm経、9巻き前後で1Ω前後です。

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コットンは、KENDOコットンよりもクレ・ド・ポーの方が味を邪魔していないように思います。

ビルドはまだまだ下手くそでお恥ずかしいかぎりです…。もしもっといいコイルの巻き方・コットンワークなどがありましたらぜひ教えてください!!!

 

1.一番失敗と感じたのはスペースドコイル

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抵抗値も1Ω前後、コイルも同一のステンレスワイヤーを使用。

 

ほとんど味がしなくなりました。

仕方がないので焼入れしなおして、無理やりマイクロコイル風にスペースをつめてみました。

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たったこれだけで味は回復しました。

Kayfunの特長としてチムニー内の空気の通り道が狭く、ごく僅かなスペースのコイルのみに空気が当たるのではないかと思われます。

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そもそもKayfunのチムニー内は狭く、構造上空気の対流は起こりづらそうです。上図の通気口からのエアフローはそのまま真っすぐドリップチップ側へと突き抜けていく構造だと想像されます。そのため、スペースドコイルだと薄いミストが発生してしまうのかもしれません。

 

2.その他にも、14巻き、約1.3Ωにしてみると…。

コットンの味が強くなり、美味しくない……。

 

コイルが長くなることで、コイルの中心側へのリキッド供給が追いつかず、コットン臭が強くなっているのかもしれません。

 

3.ツイストコイル・クラプトンワイヤーなど

まだ試せていません。

別のアトマイザーに初期付属していたツイストコイルがあるので、後日試してみると思います。

特にミストを濃密にするというクラプトンワイヤーはkayfunとも相性が良さそうです。ただ、デッキの狭さとは相性が悪そうで二の足を踏んでいます。

※Promist Vaporさんでナロークラプトンが届く予定なので後日追記します。

結果、微妙でした。他のRTAでは味に変化が出るのに…。

 Kayfun mini V3オススメポイント

  • Kayfun V5より安価
  • 煙量より味を重視するなら!
  • RBA初心者でも比較的簡単なコイル・コットンワーク
  • 漏れにも強いつくり

 Kayfun mini V3の悪い部分

ここまでKayfun mini V3の魅力を中心に書いてきました。

バイアスマシマシの私ですが、不満もあるっちゃあります。

  1. コイルの巻き方が味に大きく影響
  2. コイルの巻き方での工夫は難しい
  3. ドローが重たく、軽くはできない
  4. 構造上タンクのガラスに負担がかかっていそう
  5. コイルを止めるビスが微妙

先程の例でも書きましたが、同じ巻き数のコイルをスペースドコイルからマイクロに修正し直すだけで味に雲泥の差がでました。コットンワークは比較的簡単ですが、失敗するとコットンの味が強くなります。ただ、コイルの巻き方の方が味に影響が大きい印象です。

 

ほぼシングルコイルでしか運用できないデッキの狭さですし、クラプトンワイヤーなども若干不安を感じています。利用者の遊びを残すというより、ガチガチに運用の仕様が固められたアトマイザーだとも感じます。故に安定した味が出しやすいのかもしれませんが、コイルで工夫したい方などには不向きかもしれません。

 

ドローの重さはこのRTAの仕組み上仕方ないと思います。ただ、やっぱりスコーッと勢い良く煙を楽しみたい日もあります。別のアトマイザーを使うしかありません。

 

ネジ止めの箇所でガラスタンクが挟み込まれているため、負担が大きそう、かつジュースコントロールで付近の反対にひねる回数が多いです。自然とギチギチにガラスタンクが挟み込まれる結果となります。強化ガラスなので大丈夫かとは思いますが、負担は大きそうです。別売りのステンレスタンクが販売されているのは、そんな理由だと思います。(※後日タンクガラスを欠けさせてしまいました。といってもほんのすこしだけ。にも関わらず、エアホールから漏れるようになりました。やはりタンク内の気密が失われるとジュースコントロールに影響があるようです。タンクガラスだけ書い直しました。)

 

コイルを止めるネジは小さめで非常に止めにくく、ネジを締める最中にコイルがズレてしまいます。

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このあたりは先程のGifのとおり、Kayfun V5では改善されているようです。

 

以上です!

近年の爆煙タイプのアトマイザーではないので、煙の多さはそこそこ、極端な低抵抗も難しそうですが、RTAだからこそのリキッドの保持量も相まって外出先などでも味重視で楽しめるのがKayfunの嬉しいポイント!

まだまだVAPEを始めたばかりですが、常用アトマイザーとなっています。

 

デッキの構造上、どう考えてもビルドしやすいのはKayfun V5です。ビルドが心配な方、エアフローコントロールの幅がほしい方はV5を選んだほうがいいと思います。