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カツシン!!VAPE(電子タバコ)初心者

VAPE(電子タバコ)とネットのお話。

【注意喚起!】全ブロガーが知っておきたい無料フォトストックサービスのソースロンダリング

ブロガーやメディア運営者が避けて通ることのできない、お世話になっている人(サイト)ってフォトストックサービスだと思うんですよね。

 

私自身、PAKUTASOいらすとや には、お世話になりすぎて頭が上がりません。

 

f:id:katsu-shin:20160715163040p:plain

www.irasutoya.com

 

先日話題になっていた、「いらすとや」の新作イラスト(↑)で思い出した事があったので記事にしました。

キュレーションサイト(まとめサイト)やSNSなどを経由して著作物の出処を曖昧にする著作権ロンダリング

とありますが、本記事は画像素材サービスに関する話題です。(キュレーションサイトの著作権ロンダリングはいずれ記事に…。)

 

上記以外のフリー素材サイト、特にフリー素材の検索サービス(海外の横断検索など)を活用している方に特に見て頂きたい内容です!!

 

知り合いのWebメディア運営会社から、恐い連絡をもらったと教えてもらいました。

 

ザックリした解説はゲッティ訴訟、アマナイメージズの訴訟などをご参照ください。

 

storialaw.jp

howtodeal.exblog.jp

ゲッティの方はタイトルに"詐欺"と書かれていますが、実際はSLAAP裁判に近い印象です。

有料のフォトストックサービスの顧問弁護士から連絡と顛末

  1. 法人としてブログメディアを運営
  2. PixabayなどのCC0横断検索を利用し、記事内に画像使用
  3. 有料写真素材を提供するフォトストックサービス(の顧問弁護士)から指摘の連絡
  4. 運営サイト上に掲載されていた1枚の画像が先方の有料素材で1年ほど運営サイトに掲載していた状態
  5. 相手の言い値の約20万円程度を支払うことで和解

 

私自身当事者ではありませんので、詳細は省略します。(ゲッティ訴訟、アマナイメージズ訴訟と同等の内容だと感じました。)

ただ、聞く限り海外の横断検索サービスにCC0(クリエイティブコモンズ0)の素材のみしか利用していなかったとのことです。

 

悪意のある第三者が、横断検索サービスなどに自身の写真として勝手にアップロードすることでソースロンダリングが行われていたと考えられます。

※自サイトの素材を増やす目的で、ソースロンダリング風を装っている可能性すら感じます。 

CC0(クリエイティブコモンズ0)ってなに?

ご存じの方が多いと思いますので、引用のみします。

CC0 とは、科学者や教育関係者、アーティスト、その他の著作権保護コンテンツの作者・所有者が、著作権による利益を放棄し、作品を完全にパブリック・ドメインに置くことを可能にするものです。CC0によって、他の人たちは、著作権による制限を受けないで、自由に、作品に機能を追加し、拡張し、再利用することができるようになります。

 引用:CC0について ― “いかなる権利も保有しない” « Science Commons – サイエンス・コモンズ翻訳プロジェクト

要は自身の著作物として取り扱うのでなければ、加工も可能で、権利元へのリンクも用意せず利用できるため、非常に便利です。

 

 

CC0の素材を横断検索できるサービスは多数あり、過去に多数のブクマが付いた紹介記事などもあります。

pixabay.com

 

非常に便利です。

ですが、これらのサービスに有料素材が紛れ込むリスクは避けることができません。

www.atpress.ne.jp

 

更には、一次配布元であっても、規約変更などの影響が出ることもあるようです。

(引用元はPAKUTASOの中の人 id:susi-paku さん) 

 

じゃあ写真素材は何を使えばいいの?

上記までの前置きは、実はPAKUTASOさんも既に、問題提起していて、目新しい話ではありません。はてなをよく見る人なら既知かと思います、ごめんなさい。

 

www.pakutaso.com

ここでのフリーサイトとは、有料素材を無料で配布している違法な素材サイトのことで、そんな怪しいサイトを利用するのはWeb制作者として控えるのが相当であるとの判決です。

ですので、フリー素材サイト全般の利用を控えるべきではないことですね。間違った解釈をされている人もいたので、ここはしっかり判決文を確認しておきたいです。

PAKUTASO、いらすとやさんを使っていれば無難だと思います。

 

一次配布元でも、ユーザー投稿型のフリー素材サイトがあります。(photoACなど)

これらのサイトは撮影者が肖像権を無視していたり、他サイトの素材をアップロード可能ですので、一定のリスクが残ります。

 

無料フォトストックサービスで起きているソースロンダリング

ようやくですが独自の情報!

GATAGというCC0の画像を引用掲載しているサイトがあります。

f:id:katsu-shin:20160716144135p:plain

フリー素材を探したことのあるブロガーさんやライターさんなら、一度は見たことのあるのでは??

このサイトですが、基本的に他のフリー素材サイトの引用掲載で成り立っています

 

Googleの画像検索すると物凄い量、このサイトが引っかかります。

ソレもそのはず、サブドメインを切って、複数のサイトを運営しています。

ttp://www.gatag.net/
ttp://free.gatag.net/
ttp://free-images.gatag.net/
ttp://free-photos.gatag.net/
ttp://free-illustrations.gatag.net/
ttp://01.gatag.net/
ttp://free-artworks.gatag.net/

 

上から「フリー画像・写真素材集 1.0〜4.0、フリーイラスト素材集、フリー素材集 壱、
フリー絵画・版画素材集」となっています。

 

で?GATAGの何が問題なの?? 

一般的な横断検索とも異なり、フリー素材の完全にフリーライドサイトだからです。

 

例を見てみましょう。

 

f:id:katsu-shin:20160716143213p:plain

f:id:katsu-shin:20160716143240p:plain

 

※1:引用元のソースとしてURLを載せています。ただ、これリンクになっていません(一旦コピペしないとソース元にたどり着けません。しかも、該当画像のページと異なるURLを掲載しています)

※2ソース元のスクショを撮っているのですが、コレも自ドメイン内へのリンクです。リンクを押して、移動すると以下のgatag.net内のページにたどり着き、CC0だったことだけスクリーンショットを記録して自身の保身を図っています。(下図)

 

f:id:katsu-shin:20160716143441j:plain

ソース、ソース元のスクリーンショットが掲載されていますが、一切外部サイトへリンクさせていません。

 

少し古いSEOの概念かもしれませんが、リンクグラフ・リンクジュースを外部に漏らさないための対応かと思われます。

f:id:katsu-shin:20160715155953p:plain

画像引用:独学SEO 傾向と対策

 

最近のGoogleは有益な引用元であれば、引用すべきとしていますし、読み手としても信頼性の高いソース元がリンクされている方が、有益な記事になるため、最近ではリンクソースを漏らさないために、外部リンクを控えることは必ずしもプラスにはならないという事が一般的です。

 

GATAGはワザワザ、引用先のキャプチャーまで取得し、CC0であることを担保しようとしているにも関わらず、引用元へのリンクを掲載しません。

GATAGのドメイン自体は取得から年月も経っている(ドメイン取得は2008年)こともあり、ドメイン自体に力があります。被リンクもかなりついています。

 

何が起こるかというと、皆さんがフリー素材を探して、画像検索した時に画像の一次掲載元より上位に表示される可能性が高いです。

 

発想がコスい!

※ただ法的にはグレーゾーンなのかなと思います。

問題はそれだけではなく、私たちブログやメディア運営者に取っては、引用元が不明瞭で、有料の素材などにぶつかる可能性もゼロではありません。

  

フォトストックサービス利用時の注意まとめ

  • 必ず一次配布元を利用しよう!
  • ユーザー投稿型は、有料無料関わらず一定のリスクがある。
  • 海外の横断検索は更にリスキー!
  • GATAGは許すな!
  • もし画像利用のお礼にリンク掲載するなら一次配布元に!

 

一次配布元でもユーザー投稿型はリスクを完全に排除することはできません。

もちろんキッチリ行っている方が大多数だとは思いますが、有料素材や肖像権を侵害してしまっている画像が紛れ込まないとは限りません。

 

CC0はリンク掲載も不要ではありますが、真面目な運営者さんはリンク掲載しているかと思います。

GATAGのリンク元を確認すると真面目な運営者さんのリンクが見えます。

ぜひ一次配布元にリンクを!

 

 

ツベルクリン良平 ( id:juverk )さん
GATAGで検索したら上位に記事が表示されていました。

juverk.hatenablog.com

内容は最高に素晴らしいのですが、若干リスキーかと……。

余計なお世話でした。

 

GATAGは見た目に美しい女性たちを中心に揃えていますが、「美人 フリー素材」などの画像検索で上位表示にするために意図的に意識しているのだと思います。(美人であれば美人であるほどクリックされそうで、クリック率も順位に影響があると思われます。)

 

※私自身は一切の画像素材サイトとその運営者の方との関わりは無く、いちファンです。いつもお世話になっています!

 

 何でこんな細かいことにこだわるの?

と思われそうです。

 

その理由は僕自身が、SEO中心のサイトを複数運営しているからです。

 最近、Me◯yなどを始めとした、いわゆるキュレーションサイトに押されがちです。

 

その画像、ウチが作ったのに〜〜〜!ウチより上にいるよ!!

ってなことがあります。

 

 「真面目なフリー素材の一次制作サイト」と「グレーゾーン引用のGATAG」の関係と似ています。

 

商売は、法に触れないで上手に立ちまわったもの勝ち、そんな視点も重々理解しています。

 

でも、でも……!

何となくモヤッとする。

 

そんなこんなで、「ソースロンダリング全般に興味あり」な今日このごろです。

GATAGのやり方は、フリー素材の一次配布元さんはモヤッと感じているのではないでしょうか。

 

そんな感覚を覚えたので、勝手に思いを書きなぐってみました。

 

キュレーションサイトは、かなり黒に近いグレーから、徐々に白よりにロンダリングしていってるよね。

許すまじw(◔‸◔ )っ✄me◯y