カツシン!!VAPE(電子タバコ)初心者

VAPE(電子タバコ)とネットのお話。

VAPE(ベイプ)って何?電子タバコの進化と害(有害物質・受動喫煙など)や危険性はある?

VAPEや電子タバコは健康によいとする説・悪いとする説など様々あります。私自身、VAPEのおかけで紙タバコやiQOSから卒業できています。(卒煙3ヶ月継続中!

 ベイプを始めたいけど、どーすればいい?という方は以下をご覧ください。

オススメVAPEの選び方

本記事では、主にVAPE(ベイプ)/電子タバコの害についてご紹介していきます。

VAPEの歴史や公的な情報とともに有害性などをまとめてみたいと思います。(主に厚生労働省の調査・報告から

まずは結論から記載します。

  • VAPEは紙のタバコより有害物質が少ない可能性はある
  • 使い方・リキッドによっては有害物質が多く発生する場合もありえる
  • 長期の使用によるリスクはまだ分かっていない
  • 高電圧なバッテリーを使用するため取扱における注意点や危険性はある

使用機器や使用条件によっても異なりますが、電子タバコであってもホルムアルデヒドなどの有害物質の発生していることはありえます。

あくまで個人的な結論ではありますが、紙の煙草・iQOSなどの次世代煙草よりも健康への害は少ないのがVAPE(ベイプ)だと思います。 

また、VAPEをまったくの無害と断言している人や組織を私は信用できません。確かに紙の煙草よりも害が少ない可能性は十分にありえますが、全くの無害と言い切るだけの根拠はありませんし、科学的な視点を一切無視した感情論でしかありません。

これらの前提を踏まえつつも、私自身VAPEを愛用していますし、その良さも十二分に実感しています。故に本記事には、VAPEに肯定的なバイアスがかかっています。ただ、なるべく非喫煙者の方と喫煙者(VAPE利用者含む)が見ても納得感が出るように記載しました。

VAPEの歴史と語源

VAPE(ベイプ)のお話をする前に電子タバコについて簡単に。私自身、7-8年前の電子タバコブームは身近に体験していました。ECをやっている業者さんが最近ものすごい勢いで売れている商材がある!と話題にしていたのが第一世代の電子タバコでした。

その第一次電子タバコブームはスグに収束したように記憶しています。(製品としての完成度が低かったことが原因のよう)

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画像引用:厚生労働省 脱タバコ社会における電子タバコ登場の意味と攻防

そもそもの電子タバコの発祥(実用化)は2003年の中国で、その当時全く流行らなかったそうです。2020年には従来のタバコを超えた利用が予測されるなど、ヨーロッパやアメリカの主に西海岸などを中心にブームが広がっています。

電子タバコは英語でe-cigarettesであったり、VAPEと呼ばれます。e-cigarettesはそのまんまですが、VAPEはVaporizer(噴霧器、吸入器)、Vaporize(蒸発・揮発)が語源とされています。

英語では、電子たばこは俗に Vape(発音:veip:ヴェイプ)と呼ばれている。オックスフォード大学出版局のオックスフォード英語辞典では、2014年の英単語(Word of the Year 2014)として vape が選ばれた。
オックスフォード英語辞典には、Vapeの意味するところとして、「電子たばこあるいは類似の機器」と「電子たばこあるいは類似の機器によって作られた蒸気を吸い込んだり吐き出したりする行為」という説明がそれぞれ挙げられている。動詞としては、後者の電子たばこ蒸気を吸い込んだり吐き出したりする意味が挙げられている。ちなみに自動詞、他動詞としても使える。
vapeは、vapor(蒸気)、あるいは、vaporize(気化する)が語源であるとされている。

欧州やアメリカではたばこ税が高く、日本よりも分煙の意識が高い点、そしてレオナルド・ディカプリオ、ジョニー・デップなどのセレブ俳優が使用するなど、健康への配慮、周りへの配慮、著名人が使用しているなどの理由でクールであると電子タバコが浸透していったようです。現在ではVAPE専門誌が発行されるなどオシャレアイテムの一つとしても受け入れられています。

参考・引用:Wikipedia

第二世代〜第三世代の電子タバコを主にVAPEと呼ばれるようにも感じましたが、明確な機能による電子タバコとVAPEの違いなどは確認できませんでした。

 

 <日本におけるVAPEのトレンド>

 

グーグルトレンドで確認する限り、日本でのVAPEという言葉は2014年初頭から徐々に伸びています。そして、2016年から更なる伸びを示しており、iQOSなどの加熱式タバコの話題性にもつられて伸びているのではないかと思われます。

ちなみにアメリカでは2012年ごろから、世界的にも2012年ごろを起点にトレンドが伸びているようです。

VAPEの煙が出る構造

バッテリーから通電させたコイルを加熱し、コイル周囲にある綿(コットン)に染み込んだ液体を気化させることで蒸気を発生させます。液体はリキッドと呼ばれるVAPE専用の液体です。

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ここでは簡略化した説明に留めますが、リキッドと呼ばれる液体を加熱し、吸うことが基本的なVAPEの仕組みです。上図はコイルのみの画像、このコイルにコットンを通し、リキッドを添加して加熱することで蒸気を得ます。VAPEの形状は様々ですが、煙を得る基本の仕組みは同じです。

VAPEのリキッドの主な成分

VAPEのリキッドの主成分は以下の3点で構成されます。

  1. VG(ベジタブルグリセリン)
  2. PG(プロピレングリコール)
  3. 香料 

グリセリン:医薬品や化粧品のほか、保湿、甘味、増粘安定の目的で食品にも添加される。人体内では中性脂肪として存在。LD50:経口ラット12600mg/kg(参考

プロピレングリコール:歯磨き粉や食品の防カビ・保湿に用いられる。マウスなどへの投与実験で悪影響は確認できず、発がん性が無いことが確認されている。経口LD50の低値は5種類の生物で18~23.9g/kg(18000~23900mg/kg)(参考/pdf)。

LD50(半数致死量):半数致死量とは投与した生物の半数が死亡する量で、数値が小さいほど毒性が強いことを示す。参考値として、ニコチンは1~7mg/kg、カフェイン200mg/kg、塩化ナトリウム3000~3500mg/kg、ビタミンCは12000mg/kg(引用

 

VAPEリキッドの主成分であるVG、PGに関して、経口摂取や皮膚からの吸収であれば人体に影響は殆どないとされています。香料に関しても多くのリキッドメーカーは、経口摂取による人体への影響が無いものを使用しているとしています。(アメリカの食品衛生局(FDA/日本の厚生労働省などに該当)で香料としての使用が認められた物を使用している、などの表記が確認できます)

要はVAPEリキッドに含まれる成分そのものに有害性は無いとも判断できそうです。 

VAPEリキッド中の有害物質や有害性

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経口摂取での安全性が実証されている物質であったとしても、加熱し気化させた状態で肺を経由して長期間に渡り摂取したデータは存在しません。そのため、中長期に渡る利用が体に何らかの影響を及ぼす可能性は否定できません。

 

プロピレングリコール(Propylene glycol)が加熱され酸化還元した場合、メチルグリオキサール(methylglyoxal)を発生させ、さらなる加熱でホルムアルデヒド(formaldehyde)とアセトアルデヒト(acetaldehyde)を発生させます。また、グリセリン(グリセロール(glycerol))も一部の研究結果では加熱により、アクロレインを発生させることが指摘されています。

加熱、酸化される過程で、プロピレングリコールからメチルグリオキサールが発生し、さらに酸化されてホルムアルデヒドやアセトアルデヒドが生じる。グリセロールが酸化されることでアクロレインが発生し、さらにホルムアルデヒドが生じる。グリオキサールやメチルグリオキサールも酸化される過程で生じることが確認された。

厚生労働省 第7回たばこの健康影響評価専門委員会 第5,6回たばこの健康影響評価専門委員会の議論の整理

様々な議論・研究・発表がなされており、従来のタバコよりも健康に良いとする説従来のタバコと比較して発がん性が高い物質も存在するとする説など多岐に渡ります。

※先程の厚生労働省の資料中で示されていた実験結果に用いられていた機器が古いものであったり、リキッドがどこのものか明示されていない(中国製など粗悪なリキッドの可能性)などの指摘もなされており、現段階での判断は難しいのが現状です。

厚生労働省の厚生科学審議会 (たばこの健康影響評価専門委員会)第5回〜7回に、電子タバコに関する議論があり、全ての資料に目を通しましたが、有害物質が確認された時に共通する事象として以下があります。

 

<読み取れる有害物質を発生させていた例>

  1. そもそも製品・実験条件により有害物質にはバラつきが出ている
  2. 極端な使用例(コイルの焼け焦げ、高頻度でのパフ)
  3. 高温・高電圧での利用
  4. 通常のタバコよりは有害物質が少ない

1.これはどの資料に関しても共通ですが、実験の条件によって有害物質の発生にはバラつきが生じています。(実験の条件例:パフ回数・電圧など)そして、使用する機器(アトマイザー・コイル)によっても有害物質の発生には差が生じています。 

2.極端な使用例、もしくはコイルの焦げが生じていたアトマイザーでは、有害物質が発生しており、そうでないアトマイザーでは有害物質は少なかった例もあります。第5回たばこの健康影響評価専門委員会 資料2 P8~14 

パフ回数(吸引回数)を短時間で10回以上繰り返した場合(15秒~1分間隔で2秒吸引)も有害物質の発生が高まると思われます。第6回たばこの健康影響評価専門委員会 資料2 P9)

3.ニクロム線に直接VGやPGを添加して行った模擬実験の結果ではありますが、6Vを境に有害物質の急増が確認されています。第5回たばこの健康影響評価専門委員会 資料2 P15-18) ※実際のVAPE利用時は6Vであっても順次リキッドが添加され空気が送り込まれ続けるため、より低温での運用になるはずです。ただ、高電圧(高温)での利用は、有害物質を発生させるリスクを高めることは間違いありません。 

4.条件・リキッドの種類によっては、通常のタバコより有害物質が多い例は存在しましたが、ほとんどの例で電子タバコの有害物質が少ない結果が見て取れます。第6回たばこの健康影響評価専門委員会 資料2 P13)

最後「まとめ」ですけれども、電子たばこにはアセトアルデヒド類を発生する銘柄のうち、発生量の多い製品ではリスクの懸念があるという成分があることが示されました。アルデヒド類の濃度というのは、全体的に見れば標準たばこよりは低く、平均的な室内空気との中間的な値であったということが言えようかと思います。

 アルデヒド類の生成量の少ない電子たばこから生成するアルデヒド類は、グリオキサール、メチルグリオキサールを除いて、室内空気質と比較しても低い値であり、リスクの懸念はないと考えられました。

引用:第6回たばこの健康影響評価専門委員会 議事録

 

その他にも、リキッド中の香料に関しても経口摂取での安全性が確立されていたとしても、長期間の肺からの摂取による影響は不明です。先程の厚生労働省の資料や議論でも、有害物質量は紙のタバコよりも低いであろうことが明示されています。ただ、これがどの程度体への影響を及ぼすかは不明としています。

ただ、現実問題プロピレングリコールを加熱して利用するため、ホルムアルデヒドなどの発がん性物質が大なり小なり発生する可能性は存在し、電子タバコだから無害・健康的という結論で販売することは困難だと感じています。

 

<結論>

  • VAPEは紙のタバコより有害物質が少ない可能性が高い
  • 使用方法・リキッドの種類によっては有害物質が多く発生する場合も
  • 長期の使用によるリスクはまだ分かっていない
  • 高電圧なバッテリーを使用するため取扱における注意点や危険性は一定数存在 

リキッド販売会社などは独自の検査を行い反論も

VAPEや電子タバコはどちらかと言うと健康志向で広がってきた一面は否めません。紙のタバコの減煙や禁煙目的で電子タバコを使用してきた人たちにとって、有害物質が確認されることは心象が良くないと思います。

 

各メーカーや販売元も独自の調査などを公開しています。

各社の調査では先程の厚生労働省の調査よりも有害物質が確認できない、確認できても問題ない範囲ほど微量とする結果が確認できます。これらは検査方法や調査機器によっても異なりますし、規制を作る側(厚生労働省)と販売者で利害関係は対立しますので、一概にどちらが正しいとは判断しづらくはあります

 

また、各国でも盛んに研究されている分野でプラス面もマイナス面も様々な情報が出てきます。市場としても発展途上、それぞれの研究も試験環境が現実に適していなかったり、サンプル数が少ない、試験期間が短いなどもあります。

これらがニュースメディアなどに取り上げられ、過剰に危険性を煽るような傾向もみられます。

コホート研究の結果など信頼性の高い研究結果が確認できないことには、強く断定した情報は微妙に感じます。

VAPEにおける副流煙や受動喫煙

VAPEは喫煙者が吸引した時に煙(正確には蒸気)を発生させます。これは、iQOSなどの加熱式タバコも一緒です。となると副流煙は基本的には発生していないことになります。副流煙は紙のタバコの場合、火を付けた先端からフィルターを介さず広がる煙を指すからです。

 ただ、VAPEを吸った人の吐き出した呼気からはVGやPG、香料が少なからず流れ出ると思われます。iQOSの場合であれば、VGのほか、ニコチン、タールに該当する物質も吐き出されるはずです。これを受動喫煙という目線で考えると、若干は影響がありそうです。

もちろん、一旦VAPE利用者が吸った後ですので、人間の肺を通したフィルターを介しての受動喫煙となるため、一般の紙タバコよりは影響が少ないと思われます。直接のVAPE利用者よりは、VGやPGなどを吸い込む量の少なさから、影響は少ないと思われますが、中長期に渡ってVGやPGを吸引することの影響が分かっていないため、受動喫煙的な健康被害もゼロだとは言い切れません。

 

紙タバコに関しては、副流煙の飛散量や範囲なども研究されています。ですが、VAPEは煙の成分も異なるため、どの程度飛散し、どの程度の非VAPE利用者への影響が存在するのかは今後の研究対象となるのものと思われます。これは、iQOSなどの加熱式タバコも一緒です。

 

副流煙は存在しませんし、紙のタバコと比較して、有害物質が少ないとされるiQOSやVAPEによる受動的な煙の吸引の可能性やリスクは低い考えられます。

ただ、以下の状況ではVAPEであろうと、iQOSであろうと極力避けるべきです。

  • 子供・妊婦さんの近くでのVAPE利用
  • 喫煙不可の場所でのVAPE利用

綿やコイルの危険性もある

VAPEは構造上、綿などの毛細管現象によりリキッドを吸い上げ、その吸い上げられたリキッドを通電したコイルにて加熱することで蒸気を発生させます。

この時の温度は機種や設定によっても異なりますが、200~400℃程度までは上昇します。

定期的なコイルの交換が必要な理由の一つに、この綿(コットン)が焦げ付きがあります。(コイルその物の劣化も交換の理由)

 

多くの電子タバコの危険性の指摘はリキッド(及びリキッドから発生する蒸気)と機器その物が主だっており、綿(コットン)の危険性はあまり指摘はされていません。物質が加熱されることでホルムアルデヒドなどの有害物質が発生される可能性は高まります。コットンはオーガニックコットンなどが主流ではありますが、元々加熱して使われる前提ではありませんし、化繊のコットンも存在しています。綿の脱色などに使われた化学物質が残留していたり、化繊のものなどは有害物質が発生するリスクが更に高まる可能性も考えられます。

 

また、一部VAPEに用いられるコイルでチタンワイヤーが存在します。チタンは高温にさらされると発がん性の危険性が指摘される酸化チタンへと変化する可能性があります。通常VAPEで使用される温度では問題ないとされていますが、過度な加熱(電圧)での利用には注意が必要です。

VAPEと加熱式タバコ(iQOS・プルームテック)は異なる

日本においては、加熱式タバコとVAPEは明確に区別されています。

iQOSとプルームテックの共通項としては『タバコ葉の使用』があります。(iQOSとプルームテックにも若干の差がありますが割愛)iQOSであれば、タバコ葉を伝熱ブレードで加熱し、グリセリンとともに蒸気として吸うことになります。iQOSなど始め最近テスト販売されているglo(グロー)も共通してタバコ葉を加熱する点が特徴で、日本の法律上、薬事法の規制で、ニコチンを直接販売できない事が関係していると思われます。

ニコチンをそのまま販売できない=タバコ葉を熱してニコチンと蒸気を発生させる=次世代タバコ(加熱式タバコ:iQOS/プルームテック/glo)

 

反対にVAPEはニコチンなしのリキッドで、タバコ葉は使用しません。(海外ではニコチン入りリキッドの販売が許可されていますが、日本では不可)リキッドと呼ばれる液体そのものを加熱し、その蒸気を吸い込むことになります。

※法律上、個人使用の範囲で・一定量まで海外から輸入することは可能です。販売はもちろん、他人への譲渡も禁止されています。

 

プルームテックは品薄のため未使用ですが、iQOSに関しては1年近い使用経験があります。その使用経験ではありますが、iQOSの使用でそこそこのタールの発生を感じます。歯にヤニも若干つきますし、ニコチンに対する満足感もあるように思います。1年弱使用したiQOS利用中に、一般的な紙タバコを吸ったのは合計で1箱程度です。ただ、大手が作っている製品に対する安心感や小規模事業者による粗悪品が交じる可能性が低い点はメリットだと思います。

 

VAPEには多くのカスタマイズ性やガジェットとしての魅力、収集したくなる要素などの多面性があり、それらがVAPEの沼要素なのではないかと個人的には思っています。

 

結論:紙タバコもiQOSもVAPEも吸わないに越したことは無い

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非喫煙者の方。人生でタバコを吸ったことが無い人にとっては、当然の事だと思います。ただ、一度習慣化してしまった喫煙習慣を断つことはなかなかに大変です。

とりあえずのVAPE利用体験では、身体の不調は感じませんし、iQOSを吸っているときよりは調子が良さそうです。ただ、その外面的な調子の良さと悪影響は関係が無い場合もありえますので、単純に『咳が出ない』、『喉が楽』だからVAPEは安全というのは早計ではあります。

 

その上で個人的には紙タバコを止められるのであれば電子タバコやVAPEは選択肢としてアリなのでは??という判断をしています。

ただ、紙タバコよりはマシな可能性はありますが、全く吸わない状態とVAPEを吸う事を比較すると、VAPEを吸った方が有害物質を取り込む可能性は間違いなく上がります。要は今までタバコを吸っていなかった人がVAPEを吸うことにメリットはほとんどありません。

 

論文などでも指摘はありますが、超有害な紙タバコよりは、多少有害な電子タバコはマシといった表現も見かけます。VAPEであろうとタバコであろうとiQOSであろうと吸わないに越したことはないでしょう。

その他:バッテリーの取扱における注意点や危険性

前回記事で現在の電子タバコ(VAPE)が第三世代と記載しました。

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この近年主流のタンク型はバッテリー容量を増やし、電圧調整機能などを有することで煙の量を調整しています。上図の機種などであれば電子制御がなされており、ショートなどしないような仕組みになっていますが、メカニカルMODと呼ばれる電子制御の無いVAPEも存在します。それらはバッテリーをプラスマイナス逆に入れただけでショートする危険性をはらんでいます。

バッテリーの購入などは信頼性の高いお店で購入することが大切ですし、正確な知識のもと利用する必要がある製品もあります。

VAPEの害にまつわる最近の報道

本記事を公開後、はや数ヶ月が経過しました。その間、様々なVAPEにまつわる報道がありました。もちろん、全てを網羅できるわけではありませんが、ポジティブ/ネガティブハッキリしている物を中心に、いくつかご紹介したいと思います。

ネガティブなVAPEにまつわる報道

電子たばこは「重大な公衆衛生上の懸念」、米医務総監 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

米国で電子タバコが口の中で爆発する事件が発生 - エキサイトニュース

【閲覧注意】電子たばこがポケット内で爆発、バッテリーが発火か(動画)

健康面へのマイナス面を指摘する研究結果もやはり存在します。

ただ、あくまで影響の範囲や有害物質の1部が多い可能性などの指摘にとどまっています。

最近多いのはVAPEの爆発事故です。

そもそも論として、大容量なバッテリーには取り扱いのリスクが存在しています。

手荒にバッテリーを扱ったり、十分な知識が無いまま無理な使用方法を行っていることが自己の大半の原因です。これからVAPEを始めようと思っている方は、バッテリーの取扱は慎重かつ知識を身に着けていく必要があると認識しておいていただければと思います。

ポジティブなVAPEにまつわる報道

電子たばこの安全性、従来のたばこよりはるかに高い=英研究

電子たばこは禁煙対象外 厚労省の受動喫煙対策で方針 - 産経ニュース

マイナス面もあればプラス面も存在しています。

紙巻きのタバコよりも健康への影響が少ないであろうとする説は有力です。ただ、100%断言出来るようになるには時間が必要です。 

電子タバコやiQOSなどの加熱式タバコも東京五輪を控えた受動喫煙対策からは除外される可能性があります。

また、経済面からみてもVAPEにはメリットが存在しています。今後段階的に紙巻きのタバコは値上げされることが確実です。VAPEに関しては現行法では、消費税以外の税金はかかりません。iQOSなどのタバコ葉を使っている加熱式タバコは異なります。そもそもiQOSのヒートスティックは紙巻きのタバコと同等の価格設定ですし、たばこ税も含んだ価格になっています。コスト面という意味では今後VAPEの方が有利だと現段階では判断できます。

これらを総合的に鑑みると未成年者の利用はやはりNG

日本のVAPE業界においては、未成年者への電子タバコ・VAPE関連商品の販売を自主規制しています。ただ規制する法律はないため、購入時に年齢確認・身分証明書の提示を必須とするなど、統一のルールは無いようです。

 

その他の視点としても喫煙に対する入り口にも繋がる可能性もゼロではないため、やはり未成年者の利用は規制すべきに感じます。アメリカでは未成年者の電子タバコ利用者が急増し、社会問題にもなり規制されました。

 

以上がVAPEのブームおよび、VAPEを取り巻く体への影響や国の対応でした。

個人的には、

  1. 未成年者への利用を制限
  2. 製造業者・販売業者への一定の縛り

くらいはなるべく早めに対応してもいいんじゃないかな、と思ったりします。

 

2.製造業者・販売業者への一定の縛りに関しては、厚生労働省の資料を確認しても、製品の質によっても体への悪影響もバラつきがありそうで、無制限に何を販売してもOKな現状な無法地帯よりも登録免許制などを導入してくれた方が安心感が増すようには感じます。

 

まさに過渡期のVAPEや電子タバコ業界ではありますが、利用した感想はなかなかに良い物ではあります。健康面の心配などがクリアになれば更なる発展がありそうに感じられます。

 

※本記事は、あくまで厚生労働省の調査・報告をベースに書かせてもらいました。

今現在の日本では、VAPEを利用するかどうか最終的なジャッジは利用者に委ねられています。個人的な所感では紙の煙草よりもリスクは少ないと感じていますが、ご判断は皆様各自で行っていただければと思います。

マナーを守りつつ、紙の煙草よりも害が少ないかもしれないベイプは、煙草以上の楽しみ方があると思います!!最終的には自己責任の判断となってしまいますが、一緒にベイプを楽しめれば嬉しいです。

 

VAPEの選び方